十五次五カ年規画草案から読む、中国マクロ経済の行方とは
2025年10月20日から23日にかけて開催された中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)では、「国民経済・社会発展第十五次五カ年規画の策定に関する中共中央の提言」が審議されました。 今回の草案では、経済の持続的成長、社会発展、そして2035年を見据えた国家戦略としての「科学技術力・国際影響力の抜本的強化」が明確に打ち出され、中国の次の10年の方向性を占う重要なターニングポイントとなっています。
本セミナーでは、中国マクロ経済の構造転換を長年分析してきたMUFG中国 チーフエコノミストの李博氏をお招きし、草案の主要論点とその背後にある政策意図を深掘りします。
そして、続くパネルディスカッションでは、Speeda China シニアコンサルタントの宇佐美亜紀と李博氏により「グローバル資本移動の再編」「中国の産業政策と技術自立」「日本企業への示唆」という3つの視点から議論を展開。短期的リスクと長期的機会の両面を捉えながら、ポスト四中全会期の中国経済を多角的に読み解きます。
政策転換の兆候を見逃さず、中国経済の“次の波”を掴みたい方にとって必見のセッションです。

