SPEEDA

ローカルスタッフが最も活用しているツール!
新規事業と営業戦略を推進するべく、情報収集の質と量を戦略的に強化。

総合重工業グループの管理性公司における活用

石川島(上海)管理有限公司

User's Voice

「得られる情報量と質が劇的に変わった」石川島(上海)管理有限公司「SPEEDA」導入事例

「資源・エネルギー」「社会インフラ」「産業機械」「航空・宇宙」を中心に、新しい価値を創出し、提供しつづける総合重工業グループ、株式会社IHI(英文社名 IHI Corporation)。長年の経験とものづくり技術をコアとするエンジニアリング力で、「技術をもって社会の発展に貢献する」をモットーに、世界的な社会課題の解決に日々貢献しています。

既存事業拡大と新規事業開発において、正確性の高く、豊富で良質な情報の収集に経済情報プラットフォーム「SPEEDA」を活用している同社。管理性公司として中国域内の製造会社のガバナンスに注力するなか、どのようなビジネスシーンで活用されているのか、石川島(上海)管理有限公司(IHI (Shanghai) Management Co., Ltd.)の総経理である渋谷 英文 氏とローカルスタッフの方にお話を伺いました。

サマリー

  • 石川島(上海)管理有限公司では既存事業の拡大や延長、新規事業のための情報収集、営業、本社への資料作成など、あらゆるシーンでSPEEDAを活用している
  • ローカルスタッフの日々の情報収集に最も使われているツールである
  • ビジネスをリードしてくれる示唆に富む情報が豊富で、既存事業の拡大・延長、新規事業の立ち上げまで、ビジネスの意思決定に直接役立つレポートが多いと評判
  • SPEEDAでは、サポートデスクを始めとしたサポート体制が手厚いことが大きな魅力
  • SPEEDAでは中国の社会課題の解決や新規事業拡大のための情報など、必要な情報を瞬時に把握できる
  • インターネット上の情報の不正確性への懸念をSPEEDAで解決。情報の質と量を底上げすることで安心して取引を進められるように。

管理から営業まで一貫して行う、石川島(上海)管理有限公司。

貴社の事業に関してご担当者様の部署、職域についてお聞かせください。

渋谷 英文氏(以下、敬称略) 我々は管理性公司として人事・総務・財務などの業務のほか、営業部が2つあり、営業機能も有しております。1つは物流システムでもう1つはエネルギー関係です。ほかにも北京と大連にも事業所をかまえており、北京では主に営業、大連では調達を中心に行っています。社員数は37人です。

総合重工業の企業として中国に注力する上で、どのような戦略の強化や情報収集に力を入れていますか。

渋谷氏: 我々は管理性公司ですので、まず中国域内の製造関係会社のガバナンスに注力をしております。

また、我々の戦略は大きく分けて3本柱となっており、一つ目は既存事業の拡大です。今ある既存事業を拡大することはお客様を増やすことであり、そのために深く調べられたお客様情報は非常に重要なリソースとなります。

二つ目は既存事業の延長で、商流の上側と下側をさらに拡大すべく検討・実行しております。これに関しても、お客様の情報やサプライヤーの情報が必要不可欠です。

三つ目はまだ中国では展開していない新規事業を弊社で調査し、事業化できるか本社と協議しております。これに関してはお客様の情報だけではなく、現地での業界の情報が必要不可欠です。

SPEEDA導入後、得られる情報の量と質が大幅に改善。戦略的にSPEEDAの利用拡大を推進。

貴社事業の導入前の課題についてお聞かせください。また、それは導入後どのように解決されましたか。

渋谷氏: SPEEDA導入前は、インターネットで情報収集するのが主流でした。しかし、インターネットで収集した情報は、情報の正確性が担保されていません。企業のHPではいいことしか書かれていないことが多く、インターネットで企業を調べても、実態が掴めずにいたのです。

しかし、SPEEDA導入後は信頼性のある情報を収集することができるようになりました。そのため、SPEEDA導入前と導入後では、得られる量と質に非常に差を感じています。

また、以前は業界情報は人づてで聞くことがほとんどで、ほかには銀行から各業界のレポートをもらったりしていたため、SPEEDAを導入することでその工数もだいぶ軽減されました。

今回、SPEEDAの利用を、上海だけではなく北京分公司や大連分公司にも広げたのですが、情報に素早くアクセスできる人を増やしたいということが理由です。

事業拡大にあたり、調べる必要のあるお客様情報は確実に増えていくため、SPEEDAにアクセスするメンバーを増やし、情報の質と量に加えスピードの向上を進めていくことが重要だと考えています。

以前は、1人のローカルスタッフが社内での調査依頼を受けていたのですが、非常に手間と時間がかかってしまっていたのです。今後も調査数は増えていくであろうことを踏まえると、SPEEDAは情報収集業務の効率化にも非常に役立っていますし、利用を広げていきたいと考えています。

SPEEDAを知るきっかけや導入を決めた理由についてお聞かせください。

渋谷氏: 日本の本社から紹介を受けました。本社で非常に評判が良かったツールがSPEEDAです。以前はお客様の情報を収集するための手段があまりありませんでした。

とはいえ、調査会社に業界に関する情報を依頼すると、その度に多大なコストがかかってしまっていたのです。そのため、本社からの評価やコストパフォーマンスを考慮した結果、SPEEDAの導入を決めました。

我々のニーズとSPEEDAのサービスが見事に一致していたことも、非常に大きかったです。

"社会課題の解決のための新規事業推進を支える、ビジネスに直結する情報が豊富"

SPEEDAを導入して最初の第一印象やご感想をお聞かせください。

渋谷氏 カーボンニュートラルに関する情報が豊富なのが印象的でした。カーボンニュートラルは会社としても重点的に取り組んでいるトピックなので、非常に重宝しています。

また、世間一般に流れている情報の把握や、ほかの企業がアクセスできる情報を知ることもできますので、そういう観点でも重宝しています。

私自身もよくエネルギーのレポートを読ませていただいています。

弊社戦略営業部では、現在カーボンニュートラルに関する新規事業を検討しているのですが、事業プランに関する資料を作成する上でも、SPEEDAを活用しています。SPEEDAでは我々が正に取り組もうとしているビジネスに直結する、示唆的な情報が豊富に掲載されているため、非常に役立っています。

導入後に得られた成果についてお聞かせください。

渋谷氏: 情報の質と量は間違いなく向上しました。ビジネスにおいて、多くのお客様の情報を深く調べることが非常に重要なのですが、SPEEDAでは多くの企業の情報を深いところまで掘り、探ることができるため、企業の実態を素早く理解できます。

結果、安心して取引を進めることができるようになりました。日本本社からリサーチの問い合わせが来ることもあるのですが、その場合もスムーズに情報を送り返すことができています。

また、我々が現在力を入れているのは、カーボンニュートラルや高齢化社会などの中国の社会課題の解決です。社会課題解決のための新規事業を考える上でも、SPEEDAの情報が非常に役立っており、よりよいビジネスの意思決定につながっています。

ローカルスタッフも絶賛のサポート体制!今すぐ知りたい情報を瞬時に把握。

SPEEDA導入後に特に役立っている機能は何でしょうか。

渋谷氏: サポート体制がしっかり整っていて、対応も非常にスピーディーであるとローカルスタッフも絶賛しています。

また、定期的に送られてくるニュースレターやニュースのメール通知にも気になる情報が詰まっているため、こちらから情報を積極的に探しに行かなくても、俯瞰した情報を手に入れられる点もありがたいです。

ほかにはセミナーも、最新のトピックを扱っていて有益な情報をタイムリーに聞くことができるため、非常に気に入っています。

ローカルスタッフ: 私が一番気に入っているのは、今すぐ知りたい情報に瞬時にアクセスできる点です。特にサポートデスクはいつも使わせていただいています。

新事業のために、エネルギーや環境、EV市場などを調査し、レポートを作成しているのですが、SPEEDAでうまく必要な情報を見つけられないときも、サポートデスクを使えば、30分ほどで回答をもらえるため、非常にスピーディーで助かっています。

特に急いで資料を作りたいときは、すぐにサポートデスクに問い合わせます。30分程度で必要なデータや資料をメールで送ってくれるので、非常に便利です。

中国語版プラットフォームはローカルスタッフの業務効率化にも大きく貢献。ニュース通知で気になるトピックを逃さずキャッチ。

現状、貴社において効果的なSPEEDA活用方法をお聞かせください。

ローカルスタッフ: リサーチは日本語版と中国版を半々くらいの割合で使っています。レポートは企業によって異なるのですが、中国語で作成するケースも日本語で作成するケースもあります。翻訳の手間が省けて便利です。戦略部は主に企業調査、他の部署は信用調査などにSPEEDAを活用しています。

情報収集はローカルスタッフがメインで行っているのですが、SPEEDAを使えば無駄な手間を省くことができるため、ローカルスタッフからも非常に評判が良いです。

他にはトレンドレポートやターゲットリスト機能もよく利用しています。トレンドに関しては、自動運転やカーボンニュートラル、エネルギーの最新動向が参考になります。

また、ニュース通知機能も便利ですね。ニュースをメールで受け取れる設定をしておけば、こちらから積極的に情報を探しに行かなくても、最新動向を常に受け取ることができます。最近では、エネルギー関係で特にアンモニアの業界に注目していて、この業界に関するニュース通知が届くようにしています。通知が来る度にアンモニア業界について知ることができるため、非常に便利です。

リニューアルされたトップページに対するご意見やご感想があればお聞かせください。

ローカルスタッフ: トップページ画面を開くと、それぞれの重要な市場や業界で注目されているトピックが順に並んでおり、上から読むだけで重要な最新動向や情報を知ることができます。政府の規制のレポートもまとまっていて、必要な情報を一度で見ることができます。

特に「今週のアナリストPick」(SPEEDAアナリスト厳選の週刊ニュース)は毎回読むようにしています。以前と比べると、見やすさや使いやすさも改善されており、評判が良いです。

今後、SPEEDAは貴社事業の展開にどのようにお役に立てるでしょうか。

渋谷氏: 現在、まだ中国で展開されていない製品の販売を計画しているところなのですが、お客様情報や業界情報の収集にあたって、日々SPEEDAを活用させていただいています。

IHIグループとしても、中国市場は非常に重要なマーケットであると捉えており、今後もSPEEDAを利用しながら新しい事業を展開していく予定です。

弊社でも、導入後のサポート含めSPEEDAを高く評価している人がたくさんいます。そのため、「SPEEDAを利用すること自体がメリットである」と言っても過言ではないのではないでしょうか。

ありがとうございました。

石川島(上海)管理有限公司
IHI(shanghai)Management Co.,LTD.

www.ihi-china.cn
  • 特色

    「資源・エネルギー」「社会インフラ」「産業機械」「航空・宇宙」を中心に、新しい価値を創出し、提供しつづける総合重工業グループ、株式会社IHI(英文社名 IHI Corporation)。長年の経験とものづくり技術をコアとするエンジニアリング力で、「技術をもって社会の発展に貢献する」をモットーに、世界的な社会課題の解決に日々貢献しています。

  • 業種

    総合重工業

  • 部署・職種

    戦略営業部、産業系統部

  • 主な利用シーン

    最新動向・トレンド、業界分析、新規事業開発、レポート作成、政策動向、営業・マーケティング戦略策定、企業調査・分析

  • 石川島(上海)管理有限公司
    IHI(shanghai)Management Co.,LTD.

    総経理

    渋谷 英文様

    ローカルスタッフ様