SPEEDA

日中英3言語と
使いやすいインターフェースで現地メンバーも重宝。

事業戦略に関わるリサーチ・アドバイザリーにおける活用

株式会社みずほ銀行台北支店

User's Voice

圧倒的な利便性で本来的価値の提供に時間が割ける。みずほ銀行 台北支店「思必达 /SPEEDA」導入事例

日本最大級の顧客基盤を持ち、グローバルに高度なサービスを提供しているリーディングバンク、みずほ銀行。世界中に豊富なネットワークを有し、日本企業の海外進出、ビジネスマッチング、及びM&Aなどの支援を行うなど、日々お客様起点での課題の解決に努めています。

リサーチとアドバイザリーサービスを提供するにあたって、情報収集やアドバイザリー提案書の作成に経済情報プラットフォーム「SPEEDA」を活用しているみずほ銀行 台北支店。台湾市場を拠点にビジネスを展開するにあたって、どのようなシーンで活用されているのか、みずほ銀行 台北支店 ビジネスソリューション課 課長 西口 剛正 氏と冨原 章史 氏にお話を伺いました。

サマリー

  • みずほ銀行 台北支店 ビジネスソリューション課では、日系・非日系を問わず、お客様にリサーチとアドバイザリーサービスを提供している
  • 同課には台湾人8名、日本人3名の計11名が在籍し、SPEEDAを活用
  • トライアル時にリサーチ業務の情報収集における時間短縮や資料作成における作業効率の向上など、従来抱えていた課題を解決。満場一致でSPEEDAの導入を決定
  • 日・英・中の3言語対応で台湾人メンバーも重宝。日台企業への複数言語での提案資料作成もスムーズに
  • 仮説づくりのための情報収集、協業先ロングリスト作成、業界情報、財務情報、M&A情報検索、適時開示情報など、さまざまな情報にワンストップでアクセス。リサーチ業務・アドバイザリー業務の時間短縮と効率化を実現。
  • ワンタッチでの通貨表記設定の切替機能や、ワンクリックでの企業資料自動作成機能など、SPEEDAならではの便利なツールを重宝。提案資料を効率的に作成可能に。
  • 情報収集の効率化により、分析にリソースを費やし、さらに付加価値のある提案が可能に。

日台でビジネス展開をする企業に独自の発想を提供し続けるみずほ銀行 台北支店

貴社事業についてお聞かせください。

西口 剛正氏(以下、敬称略) 我々が在籍している台北支店 ビジネスソリューション課(BSD)では、台湾のお客様に対してリサーチとアドバイザリーサービスを提供しています。

BSDが設置された当初は、日本から台湾に進出する企業に向けてサービスを提供していました。現在では、日系・非日系を問わず、日台にまたがるビジネスを展望する企業に対し、主に産業調査、ビジネスマッチング、M&A、台湾スタートアップのご紹介など、さまざまな支援を行っています。お取引は日系企業に偏ることなく、多くの台湾企業からもご愛顧頂いています。台北支店では、お客様とのお取引ボリュームは、日系・非日系で概ね1:1の割合です。

現在、BSDには台湾人8名、日本人3名の計11名が在籍しています。我々のミッションは、バンキングビジネスを担う営業課とは異なる切り口で、ソリューションを提供することです。常にアンテナを高く張りお客様の潜在的な課題やニーズを見つけ、独自に築き上げたネットワークを活用しながら、他の金融機関にはない提案をすることを意識しています。政府関連団体・産業団体・台湾地場金融機関・各種専門家とのリレーションを構築し、あらゆるソリューションを提供できるよう努めています。

貴社の強みは何だと思いますか?

西口氏: 弊行は台湾第一号の外国企業、かつ弊行にとっても台北支店は初の海外出店でした。アドバイザリーサービスも先駆けて行うなど、深い歴史があります。また、台湾に関する情報ネットワークが構築できているため、台湾進出検討時から当地での事業拡大までフルサポートで対応することが可能です。

直近では半導体に非常に力を入れており、さまざまな情報提供・サポートを行っています。昨年11月には、経済部(経済産業省)、InvesTaiwanと共同で台湾投資カンファレンスを開催し、半導体・ESGをテーマにTSMCなどを講演者に台湾への投資誘致にむけた情報を発信し、大変ご好評を頂きました。その後、お客様より具体的な投資に向けたご相談を頂いております。半導体に関しては、他社よりも一歩二歩進んでいると自負しております。

「台湾といえばみずほ」と言っていただけるようにあらゆるソリューション提供に挑戦し続けています。台湾進出を検討する企業や、台湾と日本の連携を期待されている企業がいらっしゃいましたら、まずはみずほにぜひお声がけ頂きたいです。

SPEEDA導入前の貴社事業の課題についてお聞かせください。

西口氏: リサーチ・アドバイザリー業務を提供する企業として、いかに重要な情報を発信できるかは永遠の課題です。

BSDではリサーチを得意としており、独自の切り口で情報発信をしています。基礎情報の収集にあたり、経済団体・メディア・シンクタンクなどが発信する情報を集めるのは、どうしても人海戦術となってしまいます。その一方で、情報収集方法が各人バラバラで、データ整備も属人的になることは避けたく、同じデータに誰もがアクセスできる環境作りは重要でした。

また、情報を集めるだけでは付加価値がなく、集めた情報をいかにお客様のニーズに合わせて提供するかが肝です。そのため、基礎情報の収集を効率的に行えるよう、できるだけアウトソースしたいと考えていました。

アドバイザリーにおいても、ビジネスアライアンスやM&Aなど、お客様の事業戦略に関わる提案を行う機会は増加しており、日々業務量が増えています。

M&Aの提案書を作成する際は、買収対象先の事業内容や市場でのポジショニングを調べるだけではなく、より多くの情報収集に努めています。例えば、買収対象先の競合を調べるケースもあり、1社の買収に対して、10社以上の企業を調べるなど、深く掘り下げていくこともあります。

開示情報は誰でも集めることが可能です。簡略化されたデータベースによってすぐに取得できるようにさえなれば、「どのような企業を買ったら成長するか」「どのような企業とビジネスアライアンスを組むべきか」など、私たちの本質的価値である『仮説・分析・提案』により多くの時間や頭を割けるようになると考えました。

加えてもう一点、人によってデータの加工方法が異なることも課題の一つでした。誰もが同じ尺度で同じデータにアクセスでき、同じフォーマットでデータを加工し、提案書を素早く作れる環境を構築することも重要だと考えています。属人的にフォーマットが異なることは非効率なだけでなく、見る側の負担も増えます。SPEEDA導入後は同じ尺度で提案書を作成できています。

トライアル時に数々の課題を解決。満場一致でSPEEDAを導入

SPEEDAをお知りになったきっかけや導入までの経緯についてお聞かせください。

冨原 章史氏(以下、敬称略) 台北支店では、2015年からSPEEDAを利用しています。情報プラットフォームの導入を検討した際に、他部署ではすでにSPEEDAが導入されており、利用しているユーザーから使い勝手や操作性に定評があったため、SPEEDAは第一候補でした。

実際に導入前にトライアルで利用し、メンバーの声を集めたところ、課題だった情報収集の時間の短縮化につながり、提案資料作成やデータ作成の作業効率が大きく向上したこともあり、満場一致で導入することになりました。

他社ツールとの違いなどがあればお聞かせください。

西口氏: SPEEDAは日本語フレンドリーでかつ、わかりやすく使いやすいツールなので、日本語の提案書を作成するにあたって、非常に使い勝手が良いと感じました。

他の情報プラットフォームベンダーは一般的に英語ベースです。日本人・台湾人メンバーは英語ができるとはいえ、双方が非母国語で議論を深めるにはややコミュニケーションが取りづらいというのが難点でした。しかし、3言語のプラットフォームがあるSPEEDAにおいては、実際に多くのメンバーが現在活用し、重宝するツールとなっています。

また、SPEEDAは汎用的かつ実用的な機能が網羅されており、操作性も非常に優れています。誰にでも理解しやすく、ストレスフリーで使えることが最も大切だと考えておりますので、その観点ではSPEEDAは最適なツールだと思います。

圧倒的な利便性で現地メンバーも重宝。3言語を臨機応変に活用

SPEEDAの利点についてお聞かせください。

西口氏: 1つ目は、インターフェースがユーザーフレンドリーな点です。どこに何の機能があるかが分かりやすいため、初めて利用する人でも使いやすいのではないでしょうか。SPEEDAのインターフェースは非常に分かりやすく設計されているため、使い勝手が良いです。

2つ目は、情報が豊富な点です。SPEEDAにアクセスすれば、さまざまな情報をワンストップで収集できます。これはSPEEDAの大きな利点の一つではないでしょうか。ホームページや適時開示情報などの情報はもちろん、ロングリスト作成機能や業界情報、財務情報、M&A検索機能も非常に役立っています。

SPEEDAは、マルチプルで業種を括った際に、色々な国が一斉に表示されず国ごとに綺麗に分かれています。そのため、エクセルにすぐに落とし込めるという点も非常に便利です。また、M&A情報に関わるニュースも非常に収集しやすく、助かっています。

3つ目は、言語が日本語・中国語・英語に対応している点です。特に台湾拠点には、日本人・台湾人メンバーが在籍しているため、複数言語の対応は非常に役立ちます。

弊社の台湾人メンバーは日本語が堪能なため、普段は日本語版を使用しています。しかし、日本語の難易度が高いときは中国語版で理解するなど、臨機応変に活用しています。

英語版に関しても、英語で提案書を作成する必要がある際に役立っています。お客様に日本と台湾の方が混在する場合に英語で提案書を作成することもあります。3つの言語に対応していると、提案のあらゆる場面で役立ちます。

4つ目は、日本企業に関する情報だけではなく、グローバル企業の情報を収集できる点です。また、必要なカテゴリーを類型化できる点も気に入っています。

例えばSPEEDAでは、海外企業の財務諸表も英語表記で整理されているため、個別に有価証券報告書を見に行き翻訳作業をする必要がありません。必要な情報にすぐアクセスできます。

情報収集の効率化でさまざまなニーズに沿った提案が可能に

特に活用されているお気に入りの機能などがあれば教えてください。

西口氏: 資料自動作成機能が非常に使いやすいです。ポチッとボタンを押すだけで企業の概要から財務三表、競合企業比較までが瞬時に表示され、レポートとしてダウンロードできます。例えば、買収対象企業を選定する際に、この機能を使えば類似業種企業と比較した各企業の収益性、安全性、バリュエーションなどが一目で分かります。ワンクリックで同じ形式の資料が自動で複数企業作れるという、この利便性もSPEEDAならではの強みだと言えるのではないでしょうか。

また、企業の決算やM&A情報を取得するときに、円ベースだけではなく台湾ドルベースやUSドルベースなど、ワンタッチで通貨の変換ができる点も非常にありがたいです。

西口氏: SPEEDAではワンタッチで台湾ドルベースに切り替えられるため、同じベクトルで直感的な議論を行うことが可能です。

また、企業への買収提案を行う際の仮説づくりのための情報収集にもSPEEDAはとても便利です。買収を検討する際は、「なぜこの企業を買収するのか」「(被買収企業への提案の際)なぜ我々なのか」と議論することがほとんどです。業界環境の動向やシナジー効果についての仮説を整理しておく必要があります。そのため、企業に提案をする際は、SPEEDAの業界レポートから市場環境やプレイヤーなどの情報を集め、仮説作りに役立てております。

お客様のオーダーはさまざまです。個別企業の調査を依頼されることもあれば、まずは産業調査から依頼されることもあります。どちらの情報もSPEEDAを使って基本的な情報収集ができますので、それに我々独自の情報とノウハウを埋め込み、効率的に提案書の作成を行うことができます。

最後に、SPEEDA導入を検討されている企業へのアドバイスをお願いします。

西口氏: 色々なベンダーがある中で、台北支店はSPEEDAを活用しており、一番身近な存在に感じています。SPEEDAは非常に使いやすく、インターフェースがすごくユーザーフレンドリーです。産業や企業調査をするうえで、どんな人たちでも使えるプラットフォームを探しているのであれば、SPEEDAが最適だと思います。

海外に拠点を持つ日系企業は、現地でバリューを発揮するには日本の情報に強いことが大事です。現地の企業と会話をする中で、日本の状況はどうかとよく聞かれます。もちろん自分たちのビジネスであれば当然に語れますが、自分たちで収集できない情報もありますので、日本の情報に強いSPEEDAを活用することが大きな強みにもなるのではないでしょうか。

日に日に新しい情報が目まぐるしくアップデートされる中、リソースは限られています。BSDも引き続き、SPEEDAと二人三脚で色々な情報を活用させていただき、みずほならではの独自の発想で提案していけるよう努めていきたいと思います。

ありがとうございました。

株式会社みずほ銀行 台北支店
(日商瑞穂銀行 台北分行)

www.mizuhogroup.com
  • 特色

    日本最大級の顧客基盤を持ち、グローバルに高度なサービスを提供しているリーディングバンク。台北支店 ビジネスソリューション課(BSD)では、日台にまたがるビジネスを展望する企業に対し、産業調査、ビジネスマッチング、M&A、台湾スタートアップのご紹介など、さまざまな支援を行っています。

  • 業種

    金融(銀行・証券・投資)

  • 部署・職種

    事業・経営戦略に関わるアドバイザリー、産業調査

  • 主な利用シーン

    業界・企業の調査・分析、提案書・レポート作成

  • 株式会社みずほ銀行 台北支店
    (日商瑞穂銀行 台北分行)

    ビジネスソリューション課(BSD)

    課長 西口 剛正 様

    冨原 章史 様