SPEEDA

他領域や海外市場における
新規事業拡大に重宝。
社内の情報収集の質も大幅に向上!

大手総合商社における活用

台灣豐田通商股份有限公司

User's Voice

バリューチェーンの拡大に欠かせないツール。台灣豐田通商股份有限公司「思必达/SPEEDA」導入事例

自動車分野を軸に「社会・地球課題」を解決する価値創造企業をビジョンに掲げ、日々持続的な成長を図っている、 豊田通商株式会社。トヨタグループ唯一の商社でもある同社の台湾拠点、台灣豐田通商股份有限公司(TOYOTA TSUSHO (TAIWAN) CO., LTD.)では、世界に発信する「東アジア豊通集団」を引率すべく、新規事業の拡大に注力しています。

新規事業の拡大にあたって、他分野の情報収集に経済情報プラットフォーム「SPEEDA」を活用している同社。導入にはどのような背景や課題があり、現在どのようなビジネスシーンで活用されているのか、台灣豐田通商股份有限公司副理のWilly Chen (陳宣武)氏にお話を伺いました。

サマリー

  • 豊田通商の台湾拠点では、世界へ新しい市場を開拓すべく、自動車以外の分野への事業拡大に努めている
  • 同社では、自動車以外の分野での情報収集効率化を目的に、SPEEDAを導入
  • 現在では経営企画チーム以外に「化学品合樹電材」、「グローバル部品資材」、「金属」の計3部署・6グループでSPEEDAを活用し、情報収集時間を劇的に短縮
  • SPEEDAを用いた幅広い業界・分野におけるタイムリーな情報収集によって、海外市場や他領域における新規事業の拡大が容易に
  • テクノロジーに関するトレンドレポートの使いやすさや、重要領域の情報が体系的にまとまったレポートがあるのことも「SPEEDA」の大きな魅力の一つ
  • 多言語対応で、3言語(日中英)の資料作成をスムーズに。ローカルスタッフや外国人のお客様へのスムーズな資料作成にも有用
  • SPEEDAで得られた知識を社内展開することで社内全体の情報収集の質が向上

台湾から世界へ。多岐に渡って挑戦し続ける台湾豊田通商

貴社事業についてお聞かせください。

Willy Chen 氏(以下、敬称略): 1948年にトヨタグループ唯一の商社として設立された弊社は、1980年から本格的に世界進出を強化し、自動車関連事業を中心に尽力してきました。

近年では、自動車以外の分野への事業拡大に努めており、豊通ネットワークの活用によって台湾から世界に発信すべく、新商品や新市場の開拓、人材育成などに注力しております。

台湾の国内市場や自動車販売台数は限られており、台湾や自動車事業以外にも新しい取引を作らなければ生き残っていけないという強い危機感や、豊田通商全社として再生エネルギーや新エネ車など、自動車以外の分野にも取り組んでいる背景があるからです。

私は経営企画チームに所属しており、第2、第3のリソースとなるものを提案する横展開に日々努めています。

「SPEEDA」導入前に抱えていた課題について教えてください。

Chen氏: 市場が限られている台湾に留まらず、他分野での新しい事業を生み出すため、台湾拠点では特に自動車分野以外への事業展開に力を入れています。それに伴い、他分野への市場調査を行う必要があったのですが、我々だけでは手が回らなかったんです。

まず、自動車以外の分野への事業展開を図る上で、我々はNEV関係や循環事業、再生エネルギー、アフリカ市場を始めとする新興国関係などの分野の市場調査を行わなくてはなりませんでした。

また、弊社ではネクストモビリティに関しても、競争優位性をより高めるべく、自動車以外に建機や重機、船、二輪、三輪など、乗用車以外の特殊な分野への取り組みを検討しているという背景があります。

しかし、弊社は自動車分野において経験、情報がたくさん持っていますが、自動車以外の分野への情報収集には工数や時間がかかり、情報も少なかったりするなど、課題がありました。

それ以外にも台湾では海外市場を幅広く見ているため、複数の国にわたる情報収集が必要でした。

「SPEEDA」を導入いただく前は、リサーチ業務はどのように行われていたのでしょうか。

Chen氏: まず、他の拠点の駐在員にヒアリングを行うなどして、現地の情報収集に努めていました。しかし、自動車に関する情報収集のスピード感と比べ、弊社では異業種に関しての情報収集能力が低いという側面がありました。

そこで我々はインターネットで情報収集をすることにしたのですが、この場合、情報がまとまっていないため、資料に落としにくいという欠点がありました。そのため、多くの時間を要してしまったんです。

例えば、合成樹脂グループでは、化学品や樹脂メーカーの動向などを把握するにあたって、関連情報が非常に少ないといった課題がありました。また、グローバル部品グループにおいては、市場調査や資料作成になんと7時間もの時間を要していたんです。そのため、決して効率的とは言えない状態でした。

こういった背景もあり、現在では私が所属する経営企画チーム以外にも「化学品合樹電材部」「グローバル部品資材部」「金属部」の3つの部署から、「合成樹脂」「電子材料」「グローバル部品」「自動車部品・用品・資材」「金属第1」「金属第2」の6つのグループで「SPEEDA」を活用させていただいており、業務の改善に役立てています。

「SPEEDA」導入のきっかけをお聞かせください。

Chen氏: SPEEDA Chinaさんが開催したセミナーをきっかけに「SPEEDA」のことを知り、ぜひこの機会にトライアルを利用させていただくことにしました。

弊社では自動車に関する情報プラットフォームはたくさん活用しているのですが、実は自動車以外の分野で利用させていただいている情報プラットフォームは「SPEEDA」が初めてなんです。

「SPEEDA」導入の決め手となったのはどの部分ですか。

Chen氏: 「SPEEDA」導入の決め手となったのは、自動車以外の分野の情報量でした。また、資料に落としやすいことや、タイムリーに使えるレポートが豊富であるという部分にも非常に魅力を感じました。

これまでコンサル会社に調査をお願いしていたこともあったのですが、コンサル会社に頼むには非常に費用がかかります。一方で、「SPEEDA」は豊富な情報量に対して、コストパフォーマンスが優れています。

また、世の中のトレンドの一つとして、弊社でも情報のDX化を進めているところでした。従来のリサーチ方法よりも高い効果を得られることや、情報の幅が広いこと、新しい領域に挑戦するときの基礎情報集めや競合分析ができること、また、googleや駐在員のネットワーク中心だった情報収集の時間の短縮にも繋がることから、導入を決めました。

実際に「SPEEDA」を導入した感想を教えてください。

Chen氏: 例えば、金属第2グループにおいては「情報が大手企業・重要領域において体型的にまとまっており、非常に使いやすい」という声が挙がっています。

その他、電子材料グループでも、5Gや顔認証、AI画像診断などの普段あまり接触のない業界や技術の情報収集に、非常に重宝しています。5G関係に関しても、トレンドが網羅されていたのが印象的です。

特にアドバンテージを感じているのは、船関係など、インターネット検索ではなかなか調べることのできない分野です。

他にも弊社が知りたい分野として、建機関係に関しては川上から川下の環境を知ることができました。

また、「SPEEDA」は中国市場に関しての情報も非常に豊富です。何か調査したいことがある時にすぐデータを入手することができるため、中国の新エネ車関係に関するデータ収集の際にも大変活用させていだたいております。最近リニューアルされたトップページには中国の情報が盛りだくさんで、情報が見やすくなったと感じています。

このようにテクノロジーに関するトレンドレポートの使いやすさや、幅広い業界の海外市場の情報がまとまったレポートがあるのことも「SPEEDA」の大きな魅力の一つではないでしょうか。

「SPEEDA」の導入後のポジティブな変化があればお聞かせください。

Chen氏: 現在新型コロナウイルスの影響で、5月から客先訪問ができていないのですが、「SPEEDA」で収集した情報は、社内研修会などで活用させていただいております。特にFC関係、テック関係、新エネ車関係のデータは、非常に重宝していますね。

先日も「SPEEDA」でまとめた情報を、社内セミナーで全員に共有させていただいたところで、「SPEEDA」の活用は社内全体の情報収集の質の向上に役立っています。

また、中国ビジネスセミナーのご案内もよくいただいていて、トレンド、新エネ車、中国政策、カーボンニュートラル、新規事業に関わるトピックは、仕事に役経つ情報が豊富で大変参考になっています。

他にも、他領域での新規事業の拡大における情報収集が容易になったと思います。

例えば弊社では新規事業として現在ドローン事業を検討している最中なのですが、ドローンに関する情報の収集にも「SPEEDA」が非常に役立っています。収集したデータは、社内だけではなく、社外のプレゼン資料作成にも活用しています。

他にも、電子材料グループでは、現在5G分野の新規・新興市場を開拓中なのですが、以前は新規市場を開拓する時に業界状況を自ら調査しなければならず、情報収集と資料作りに多くの時間がかかっていました。しかし、SPEEDAを利用するようになってから、業界の技術や応用場面、5Gに関するどのような製品・サービスが成長するのか、どういうプレイヤーがいるのかを素早く知ることができ、新規市場開拓の方向性を決めやすくなったという声が出ています。

「SPEEDA」導入後のカスタマーサクセスチームのサポートはいかがでしたか。

Chen氏: 導入後のサポート(オンボーディング)についても、最初の使い方からヒアリング、不定期のセミナー情報などについて、非常に丁寧にサポートしてくださいました。

導入から、活用、定着、情報収集のノウハウまでサポートしてくれるため、非常に心強いです。

SPEEDAには日本語以外に英語版と中国語版がありますが、どのようなシーンで利用していますか。

Chen氏: 弊社には日本語が話せない従業員が1割程度在籍しており、中国語しか話せないお客様なども来社されるため、中国語の資料作成に活用しております。英語版につきましても、インドや東南アジアのお客様が来社された時などに利用させていただいています。

顧客や社員の言語に合わせて資料を作成することができるので、翻訳する手間を省くことができるのも、大きな利点の一つではないでしょうか。

今後、SPEEDAは貴社事業の展開にどのようにお役に立てるでしょうか。

Chen氏: 今後は我々が重点を置いている分野や、その分野からの横展開として、再生エネルギーと蓄電池関係、電力関係、エネルギーマネジメントなど、異分野との連携に「SPEEDA」を使っていきたいと考えております。

「SPEEDA」を利用させていただいている上で、我々が一番感じているメリットは、費用対効果と時間短縮です。また、「SPEEDA」にはグローバルトレンドに沿った情報がたくさん集約されています。

特に中国を始め、海外に関する情報量も豊富なので、海外市場で事業を展開している企業や、海外進出を検討している企業にとっても、非常に有効なのではないでしょうか。

ありがとうございました。

台灣豐田通商股份有限公司

www.toyotsu.com.tw
  • 特色

    自動車分野を軸に「社会・地球課題」を解決する価値創造企業をビジョンに掲げ、日々持続的な成長を図っている、 豊田通商株式会社。トヨタグループ唯一の商社でもある同社の台湾拠点、台灣豐田通商股份有限公司(TOYOTA TSUSHO (TAIWAN) CO., LTD.)では、世界に発信する「東アジア豊通集団」を引率すべく、新規事業の拡大に注力しています。

  • 業種

    商社

  • 部署・職種

    経営企画・営業

  • 主な利用シーン

    自動車市場以外のリサーチ業務

  • 台灣豐田通商股份有限公司

    副理

    陳宣武 (Willy Chen) 様